性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすものであることから、その根絶に向けた取組や被害者支援の強化を推進しています。
文部科学省では、子供たちが性暴力の加害者や被害者、傍観者にならないよう、教育・啓発活動の充実、学校等で相談を受ける体制の強化、わいせつ行為をした教員等の厳正な処分、社会全体への啓発等について、関係府省とも連携を図りながら、取組を強化してまいります。
というわけで、令和5年度から全国の幼小中学校で「生命の安全教育」がスタートします。
私は、性犯罪の実際を知る弁護士の立場で、子どもたちへの性教育を実践してきた経験から、善通寺市と阿南市で生命の安全教育実施に向けた職員研修を担当してきました。
また、助産師である清時彩さんは、いのちの誕生に立ち会う助産師の立場で性教育の重要性を実感し、国際セクシャリティ教育ガイダンスに基づいた包括的性教育を実践してきました。
この度,私と清時彩さんの二人で、「生命の安全教育研究会かがわ」を発足しました。
教員のみなさんが学校で生命の安全教育を行うにあたり,迷うこと困ることなどが出てきたときはぜひ相談してください。「正しい知識」は子どもたちを守る力になります。
文科省が動画教材もYouTubeにアップするなどしていますので、ぜひご活用ください。
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